馬
前略
大変遅ればせながら、改めまして、新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
2026年になり、早1週間が過ぎてしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?気候も寒くなったり、
暖かくなったりと不安定な日々が続きますが、くれぐれもご自愛ください。
さて、今年は午年、しかも丙午ですね。エネルギッシュで活動的な熱く燃える年です。馬と言えば、皆様何を思い浮かべますでしょうか?先日のお正月には絵馬に願い事を書かれた方も多いと思います。絵馬は、神様が喜ぶ乗り物として生きた馬を神社に奉納していた古代の風習にあります。それだけでも馬はとても神聖なイメージですね。他には、競馬、出馬、馬力、塞翁が馬など馬を使った字や熟語、ことわざなど数えきれないほどあります。私も沢山思い浮かべます。阿蘇山で見た実際の馬たちもとても素敵でしたが、どちらかと言うとメディアを通した少しミーハー?な、物語的な馬を思い浮かべます。例えばキャンデイキャンデイのアンソニーが馬に乗っている姿、あの有名な名作"風と共に去りぬ"のクラークゲーブル演じるレッドバトラーが馬を走らせる姿、西部劇、NHK連続テレビ小説、白馬に乗った王子様、数々の大河ドラマに登場する武士たちの姿、などでしょうか。馬は、動物の中でもとても神聖で、高尚で、高貴で、ロマンがある、ドラマティックな、優しく、熱く、賢く、芯が強く、カッコ良く、凛々しいという印象があります。そして馬と人間は、古代から切っても切れない関係で共存していました。食料を作ったり、調達したり、交通手段だったり、芸にも活躍したり、そして戦いのためになど、本当に人間とは苦楽を共にした深い絆があるように見えます。何せ、江戸時代までは基本は馬で日本中を横断、縦断していました。考えたら、本当に凄い、いや凄いという言葉では言い尽くせないくらい、半端なく振り切った”超人、超動物”です。大昔は、日本の中でも数々の戦いが繰り広げられ、そのたびに、武士と馬は一心同体でした。歴史を振り返れば、涙する戦いばかりです。そんな風にしか生きれない世の中だったのでしょう。源頼朝も最後は落馬したのがきっかけで、この世を後にしたとも言われています。親兄弟関係なく戦わなければならなかった、悲しい時代を生きてこられた沢山の人たちの傍には、常に馬がいました。そういった意味では、馬は本当の家族以上に家族だったかもしれません。戦いだけではなく、生活の面、精神的な面で優しく支えてきた馬たちにも敬意を表したいです。
なんだか、新年早々暗い内容に見えますが、今の日本、世界があるのは、こういった人たち、生き物たちがいたからだと思います。新年を迎え、改めて感謝の気持ちを込めて、毎日を大切に生き、平和で幸せな、そして馬のように熱く、優しく、エネルギッシュに飛躍した一年にしたいと思いました。
皆様にとっても素晴らしい年となりますことを心よりお祈り申し上げます。
M.M

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